共和熱処理株式会社のお取引先メーカーから預かった金属部品に熱処理加工を加え、要望の硬さ・強靭さを持つ金属部品に仕上げて、納品します。大きく分けて4つの工程があり、チームを組んで作業を行います。
第1工程
熱処理炉へ入れる前の準備作業です。
炉を効率よく使用し且つ均等に熱が加わるように金属部品を並べます。
小さい金属部品はスチール籠へ、大きな金属部材はクレーンやリフトを使って並べます。
第2工程
熱処理炉の温度や時間管理は、全てコンピュータによる制御管理です。
ただし、微妙な温度管理も必要で、ベテランは炉内の製品の色を見たり、感じ取って調整します。
経験を積むうちに、だんだんとできるようになります。
第3工程
適正温度に加熱された鋼材部品をいち早く冷却する作業です。
クレーンで移動し、水槽または油槽へ沈めて冷却します。
第4工程
熱処理された鋼材には、反ったり、弓なりになったり、いわゆる曲りが発生します。
この曲りを大小さまざまなプレス機を使用して矯正。
ベテランになると目視で数ミリの曲りを見極め、手の感覚だけで矯正できるようになります。
最初は道具の名前を覚えたり、金属の特徴を学んだり、先輩の後ろに張り付いて仕事を見たり。
仕事が終わったら工場の後片付けをしたりと、本当に基礎からのスタートです。
やる気と意志、覚悟があれば、当社が責任を持って、あなたを一人前の職人へ育てていきます!
ステップアップに関しては一般社員⇒主任⇒係長⇒課長(班長)⇒統括課長(次長)⇒副工場長⇒工場長と上がっていきます。
費用会社負担で、国家資格の取得にチャレンジしていただけます。
働きながら手に職を付けて成長し、キャリアアップできる環境です。
もちろん資格取得後は資格手当を支給します。
成長できる環境で、
いきいきと仕事ができます。