社員紹介

誠実で、親身な会社だと思った

以前は千葉で、派遣の倉庫内作業をしていました。共和熱処理（株）に応募したのは、正社員で働きたかったから。そして、技術が身に付くと思ったから。結構、軽いノリで応募したんです。それで面接したのですが、そのときの採用担当者から言われた言葉は、いまでも覚えています。

「当社の仕事は、正直に申し上げると、大変です。ひと月で辞めてしまう方も実際に多いです。本当にキツイです。もし入社してすぐ辞めようと思ったら、引っ越しの費用とかも無駄になってしまうと思います。もう一度しっかり考えてみてください。それでも覚悟があるのであれば、当社はあなたをぜひ採用したい」って、話してくれて。

すごく親身になってくれたことが印象的でした。他では曖昧な説明が多く、過去には入社後のギャップを感じて退職した経験もあったので、誠実で、親身な会社だと思い、入社を決意しました。

覚悟していた以上に、キツイ仕事でした。だけど――

超高温の金属を取り扱うので工場は暑いですし、キツイ仕事です。だけど、仕事のやりがいは半端なくデカいです。やれば、やるほど技術が身に付き、手に職を付けている実感が得られます。すごく大変で難しい仕事に思われる方も多いと思いますが、過去に全く経験がない私でもやれているのですから、“未経験からでもできる”のは、間違いないです。あと、本当に頼れる良い先輩たちがいる職場の人間関係、雰囲気は最高です。私たち社員に対する会社の目線は、アットホームに感じます。だから頑張れるんです。気が付いたら、もう入社して4年も経っていたという感じです。仕事は本当に大変ですが、それ以上に魅力がある会社です。

職人だけど、コミュニケーションは、ちゃんとあります。

超高温の金属を取り扱う危険な仕事なので、みんな凄い集中して作業にあたっています。でも、職人の集まり＝喋らないということは、全く無くて。連携が必要な部分もあるので、コミュニケーションは、ちゃんとあります。背中を見て覚えろではなく、手取り足取りしっかり教えます。もちろん、休憩中にはグループ毎にご飯を食べに行ったり、プライベートの話をして盛り上がったりしていますよ。

先輩たちが叱ることも、あると思う。けど、決して怒らない。

危ないミスをしたとき、それを見つけた先輩たちは叱ると思います。でも、勘違いをしてほしくなくて、決して怒ったりはしません。先輩の職人たちは、新人の職人を守らなきゃいけない。だから、新人さんが危険な目に合わないよう、正しいことを教えるために叱ります。感情を爆発させて怒りをぶつけるわけではありません。私も、玉置も、先輩に何回も叱られました。でも、それに愛がこもってるって、わかるんですよね、先輩の。だから仕事が終わったらみんなで飲みに行って楽しくワイワイできるんです。工場が凄く暑いからこそ、仕事後のビールは、本当に美味いです。これは間違いありません。（笑）　お酒を飲まない職人さんは、コーラを美味しそうに飲んでいます。

【週休3日】最初は疑っていました（笑）

前職では派遣で工場内の作業をしていましたが、昼と夜の交代制で、体力的にきつくなってしまいました。そこで共和熱処理（株）の求人に書いてあったシフト例を見て、夜勤の次の日は必ず休みという部分に惹かれて「体に無理なく働けそう」と応募しました。夜勤が木曜日に当たると、金土日と週休３日になると記載があり、「本当に？」と半信半疑でした。他にもロングシフトの日は会社からお弁当が支給されるので、一人暮らしだと本当にありがたくて助かっています。

先輩に怒られた記憶？・・・ないですね。

先輩社員の教え方が丁寧で分かりやすくて、「もっとこうした方が良いね」と、より効率的に仕事をこなすアドバイスをもらえます。自身の持ち場の進捗が遅いときは、先に終わった先輩が気軽に手伝ってくれます。今僕がやっている仕事は、主に４工程あります。①焼き入れ前の材料をかごに入れる②焼きならし後の材料の硬さをチェック③焼き入れ後の片づけ④積み込みの手伝いです。シンプルで、わかりやすいですよね。材料は一つ一つがそこまで重くないので、体力面でもあまり疲れないですが、作業自体は危険がつきものです。その為小休止が小まめにあるのも集中力を高めるために必要不可欠なんだなと思っています。